現地調達
「雑兵物語」によると、兵士一日分の一人に与えられる食糧は水一升、米六合(800㌘)、塩が一勺(18㌘)、味噌が二勺(36㌘)。
まあ、一人0.85キログラム/1日に消費するわけです。
十人で8.5キログラム/1日
百人で85キログラム/1日
千人で850キログラム/1日
一万人の兵隊を動かすのは8.5トンの食料が必要なのです。
もしも10日間の作戦行動・・・85トン必要ですよね。
戦場まで10日・戦闘で10日・撤収に10日。
255トンの糧食。
古来より大国が大国たる所以はこの莫大な食料を前線に供給していたからに他ありません。
どんな達人や剣豪も飢えては戦えないのです。
でも、自国から運ばなければ・・・そう、現地調達です。
孫子にも兵站は負担が大きいから現地調達(略奪など)せよ・・・とありますが一時の攻掠ならばともかく、占領、進出を考えるなら不適当。
現在の孫子研究学者でも議論されています。
でもって、これも現地調達?
警察署に強盗、即御用 無職男(22)「警察署には金あると思った」